「泣ける映画」とか「泣けるミステリー」というキャッチコピーは好きじゃない、いえ、嫌いです。10本映画を観たら6割方以上泣いている私ですが、それでもそんな煽り文句に乗せられたくない。観るかどうかのポイントは泣けるかどうかじゃないから。泣けるからっていい映画とは限らんし。本だってそう。てなわけで、「泣ける」に「!」まで付いたタイトルってどうよ。
「父にまつわる一編」という依頼で書かれた5本。一風変わった作品でミステリーなのかと訝りながら読んで驚かされたのは友清哲の『家に帰ったら』。小路幸也の『美女とお父さんと私』も好きでした。
こうなりゃ親子関係そのものがミステリー。泣かなかったけど、良い話5編です。
読書状況:読み終わった
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既読(2019年)
- 感想投稿日 : 2019年6月25日
- 読了日 : 2019年6月25日
- 本棚登録日 : 2019年6月25日
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