渉外班という、エリートコースの行員はまず着かないポストにつけられ総会屋対策をすることになった主人公の話。
単純に読み物としても面白いのだが、話にうまいこと金融の実体を説明する文章をはさみ込む高杉良の筆力は圧巻。
バブル後の建て直しで必死な都銀の姿が描かれる。
ノーパンしゃぶしゃぶが何なのかが分かって満足。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2007年4月13日
- 本棚登録日 : 2007年4月13日
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