80年代から2000年代におけるオタクの変遷について記述されている。
本書では、モノや情報の流通が圧倒的に簡便になった現代では、オタクは従来とは異なり、4つに大別される。
従来に比べて「オタク」の意味する範囲が広がったために、オタク市場規模は拡大し、そこにビジネスチャンスがあるのではないかと述べられている。
以下の理由から説得力はほとんどない。
・分類基準が曖昧である
・著者の周辺のオタクサンプルについてインタビュー・調査しただけであり、分析結果は定性的なものでしかない
・提唱しているビジネスアイデアが陳腐すぎる
・・・ということで、終始引き込まれること無く読了。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般新書
- 感想投稿日 : 2015年10月12日
- 読了日 : 2015年10月12日
- 本棚登録日 : 2015年10月12日
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