“?マークを頭のまわりいっぱいにうかべながら、その顔は見る見るうちに赤面していく。カリンはあわててキースの手からホウキをとると、はじめてホウキにのったみたいに、ガクンッと思いっきりさがったり、左右にゆれたりして、見てるこっちがヒヤヒヤ。
「だいじょうぶ?まだ自分でとぶのはあぶないよ。どこか安全なところに……」
「ゴメンなさいっ。ゴメンなさいっ。もうだいじょうぶですぅ〜」”[P.65]
5巻目。
チトセはフウカの知らない、フウカの秘密に関わることを知っているんじゃないかって気も。
“「ああ。それにこの島は魔界と同じ土地。オレたちには空気も土もあわないのさ」
チトセも「ふわぁ〜わ」と大きなアクビをした。
魔界の土地……それなのに、あたしはちっともつかれない。魔力だってーー。
「あたし、へんなのかなあ」
「あ?」
「だってカリンみたいに、全然つかれたりしないもん。魔力だって、なんかふだんとちがう感じ」
あたしは自分の右てのひらを見つめた。
「さっきの火の魔法か」
「うん……。これってパパと何か関係があるのかな。パパっていったい何者なんだろう」”[P.139]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書本
- 感想投稿日 : 2014年4月11日
- 読了日 : 2014年4月11日
- 本棚登録日 : 2014年4月11日
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