沖縄の市場で小さな古本屋を営む著者のエッセイ。
以前ボーダーインクから出版された本は古本屋になるまでのことを多く語っていたけれど、こちらはおもに古本屋として板についてきた日々が描かれていて、より落ち着いたやさしい語り口で、本を大切にしている気持ちが伝わってくる。
「沖縄の人には、自分たちのために書かれた本がこんなにある」
沖縄で本屋をする、ということがとてもうらやましく思える言葉だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2015年6月12日
- 読了日 : 2015年6月12日
- 本棚登録日 : 2015年6月12日
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