呪われた町(下) (集英社文庫)

  • 集英社 (1983年6月20日発売)
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本棚登録 : 358
感想 : 33
3

2021.05.16 読了。
下巻、どうなる人間VS吸血鬼。

まず、マーク少年有能過ぎ!
12歳だったよね?
頭脳派だし感覚が鋭くてしかも強い。
まさかの縄抜けまで披露。
ヨガの達人の域とか。

なのに、親が殺されてしまったのを
「彼は両親の頭をごつんこした」って表現何?
翻訳ミスじゃね?ってくらい違和感。

まさかのスージーが吸血鬼化、
というか町人たちがほぼ全員吸血鬼化オールスター状態。
ベンかスージーに杭を打つの本当にやるせないよね。キングの嫌らしさすごい。

最後の方になってくると、ベンもマークもある種、狂っていってるよね。
ベンがマーク少年に怖気付いたのか?みたいに馬鹿にするのとか、マーク可哀想過ぎる。嫌に決まってるでしょ。保安官までよその町へ逃げ出すくらいなのに。

ジミー医師が途中、何かを思いつくが、すぐに消えてしまった。思い出せない。
の謎って結局何だったのか。
よくわからずじまい。

あと、聖水効果半端ない。
吸血鬼化キャラハン神父が自らの教会に拒否され吹っ飛ばされるのもすごい。

最後の大ボス、バーローは案外あっさり倒せるのね。
エピローグを読んで割とすっきり終われたのは良かった。
というかプロローグってこういう事だったのね。読了後、プロローグ読み返した。

登場人物多過ぎて読みにくさはかなりあるが、楽しんで読めた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年5月16日
読了日 : 2021年5月16日
本棚登録日 : 2021年5月16日

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