転職して半年。小さな出版社。
些細なこと。
溜まった郵便を出す。注文書を配る。注文電話に出る。
いい子であるように振舞った。
嫌いな上司にも明るくおバカで可愛い私を見せた。
女の子だからチヤホヤされるし、
女の子だからバカにされる。
いい子じゃないのにいい子のフリして
嫌いなのに嫌われないように振舞って
分かってるのに分からないフリをしてきた。
心のどこかでそのズレを感じていて
これが社会だこれが会社だと
納得させてきた。
ちゃんと捨てよう。いらないもの。
大事なものもどこかにあるはずだから。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月28日
- 読了日 : 2019年1月28日
- 本棚登録日 : 2019年1月28日
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