ドーン (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社 (2009年7月10日発売)
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個人individualを個々の人、場所に応じて分化した、分人主義divisualismの行き渡る、2033年のアメリカ。

宇宙船「ドーン」に乗り、初めて火星に降り立った勇敢なクルーたちだったが…。

途中登場人物の名前に混乱しかけ、内容の停滞に
ページを繰るスピードが落ちたものの、総じて興味深く読めた。

「いいかね、アストー。人間は、社会に有益だから生きていて良いんじゃない。生きているから、何か社会に有益なことをするんだ。」

そして、主人公である医師でクルーの明日人が、
悩みの果てに辿り着く、その場所があそこでよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年2月8日
読了日 : 2012年2月8日
本棚登録日 : 2012年2月8日

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