ハプスブルク夜話: 古き良きウィーン

  • 河出書房新社 (1992年3月1日発売)
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本棚登録 : 25
感想 : 3
3

2/3くらいまで。
ハプスブルク家限定ではなく、王朝時代のウィーンこぼれ話の趣。それなりに興味深くはあるが、なんといっても「日本語訳発行に寄せて」の前書きの時点で1991年。「日本人の方は我が町ウィーンでたくさんお見かけする」の一文も哀しい、まさに過ぎ去りし「古き良き時代」である。
本文も、そして――これが意外にきついのだが――訳文も古色蒼然としており、これ以降に発行された類書をたくさん読んでいる向きは、改めて手を伸ばすまでもないと思った。

2018/12/7~

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2018年12月10日
読了日 : 2018年12月7日
本棚登録日 : 2018年12月10日

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