2/3くらいまで。
ハプスブルク家限定ではなく、王朝時代のウィーンこぼれ話の趣。それなりに興味深くはあるが、なんといっても「日本語訳発行に寄せて」の前書きの時点で1991年。「日本人の方は我が町ウィーンでたくさんお見かけする」の一文も哀しい、まさに過ぎ去りし「古き良き時代」である。
本文も、そして――これが意外にきついのだが――訳文も古色蒼然としており、これ以降に発行された類書をたくさん読んでいる向きは、改めて手を伸ばすまでもないと思った。
2018/12/7~
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2018年12月10日
- 読了日 : 2018年12月7日
- 本棚登録日 : 2018年12月10日
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