「ワイルドサイドを歩け」の愉快な「おっさんども」(おばさんも含まれる)が登場すると聞いて一も二もなく手に取ったが、いつもの著者のノリとはちょっと趣を違え、英国の政治史解説にかなりのページが割かれている。確かに必要な内容なのだが、ハマータウンのノリを丸々期待していたら少し違った。
だがさすがは著者で、そんな内容にもかかわらず破格に読みやすい。そのことと、英国の市民の政治意識の高さが印象に残った。
国政選挙の投票率が3割とか4割とか言っている時点で、我が国はお話にならないんだとつくづく痛感した。
2021/8/18〜8/19読了
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2021年8月22日
- 読了日 : 2021年8月19日
- 本棚登録日 : 2021年8月22日
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