労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書)

  • 光文社 (2017年10月17日発売)
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感想 : 56
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「ワイルドサイドを歩け」の愉快な「おっさんども」(おばさんも含まれる)が登場すると聞いて一も二もなく手に取ったが、いつもの著者のノリとはちょっと趣を違え、英国の政治史解説にかなりのページが割かれている。確かに必要な内容なのだが、ハマータウンのノリを丸々期待していたら少し違った。
だがさすがは著者で、そんな内容にもかかわらず破格に読みやすい。そのことと、英国の市民の政治意識の高さが印象に残った。
国政選挙の投票率が3割とか4割とか言っている時点で、我が国はお話にならないんだとつくづく痛感した。

2021/8/18〜8/19読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2021年8月22日
読了日 : 2021年8月19日
本棚登録日 : 2021年8月22日

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