「人間を描くミステリ」の究極、ついに家系図付きで登場!
いやほんと、行くとこまで行った感がある。これは原著もこうなってるんだろーか? もはや確信犯(誤)である。
登場人物表にはゆうに30人以上が並び、シリーズ既読者や翻訳ミステリに慣れた人であっても相当に敷居が高い。が、この手のものが嫌いでなければ、挑戦されることをお薦めする。それだけのリターンは、必ずある。
それにしても…シリーズものの弱点は「安全圏」だと言われるが、その点容赦のない作者だなあ。
新キャラの捜査本部メンバーが映像記憶を持つレベルで頭が良く、かつ臭い演技を炸裂させるほどに性格が悪く、誰かさんを彷彿とさせて非常に好みw 先行きが楽しみだ。
2021/10/9読了
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ&サスペンス
- 感想投稿日 : 2021年10月11日
- 読了日 : 2021年10月9日
- 本棚登録日 : 2021年10月9日
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