「もし神様がベッドを覗くことがあって、誰かがありきたりな動作で自分たちに酔っているのを見たとしても、きっと真剣にやっていることだろうから、笑わないでやって欲しい。」
この小説の魅力は、この視点の新しさにあると思う。セックスしてるときの気恥ずかしさ。自分たちにとっての特別なことの、凡庸さ。
私は『虫歯と優しさ』の方が好きだな。でも、セクシュアリティに困難を抱えている人って、今やそれだけでステレオタイプになっちゃってるような気がする。時代はどんどん移っていくのね。
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- 感想投稿日 : 2019年12月7日
- 読了日 : 2019年12月7日
- 本棚登録日 : 2019年12月7日
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