社をもたない神々 (角川選書)

著者 :
  • KADOKAWA (2019年1月18日発売)
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感想 : 1

各地の習俗を事例紹介的に紹介した本だった。
ざっくり言ってしまうと、社などなくともどこにでもいるのが日本の神であり
そういう祀り方考え方が原初のアニミズムだ、ということだった。

が、北海道出身の自分としては全く本書の内容になじめなかった。
アニミズム的な祀り方はほとんど見たことがない。
それゆえに考えてしまう。
元々日本の土地でさえなかった土地に日本人は入植し、日本式の(それもいわゆる神社神道、国家神道式の)神社を作ったりしたわけだが、
日本人の思うような神などそもそも彼の地にはいないのではないか。
だって日本人の土地じゃなかったんだから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月11日
読了日 : 2023年11月11日
本棚登録日 : 2023年11月11日

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