小学校で習った人も多い『わたしと小鳥とすずと』の筆者、金子みすゞの一詩集。彼女の詩には、花や小鳥といった小さいものから、空や月といった壮大なものにまで目が向けられており、時には私たちに、「普段見過ごしてしまうものを見ることの大切さ」を伝えてくれる。そして、それらの詩を紡ぐ言葉はすべて優しく、私たちを穏やかな気持ちにさせてくれるであろう。僅か26歳で薄幸な生涯を閉じた彼女だが、それを感じさせない、温かい眼差しをあなたのひと時にどうぞ。
(生命理工学系 B2)
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癒し方は十人十色 ~本と一緒に深呼吸~(R4)
- 感想投稿日 : 2022年7月25日
- 本棚登録日 : 2022年7月25日
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