肩ごしの恋人 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2004年10月20日発売)
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感想 : 589
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サクサク読めた。
でもこれ2年前は確実にうんざりして読めなかっただろうな。
色んな事が見えてきたから少しだけ分かってきた気がする。
前までの私ならるり子のことぜったい馬鹿にしてたし、
男がいないと立てない女なんか大嫌いだったけど、
心のどこかでるり子の生き方を羨む自分だっているし、
あそこまで突き抜けてると逆に清々しい。
「それにね、私は私が幸せになれないなんてどうしても思えないの。だって私、いつだって幸せになるために一生懸命だもの。人生を投げたりしないもの。頑張ってるもの。そんな私が、幸せになれないわけがないじゃない。」
この台詞はぐさっときた。
私はどんな形であれ幸せになるために一生懸命だろうか。
人生を投げかけてはいないだろうか。
ふああー、考えさせられるなあ。
唯川さん、甘々かと誤解してたのでこれから読みます。
恐らく今の歳で読んでおくべきだ。
手遅れにならないにうちに。。笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年6月23日
読了日 : 2014年6月23日
本棚登録日 : 2014年6月23日

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