2023年一番の作品でした。
初めはグレート・ギャッツビーと同じ系統かと思ったものの、まったく違うものでした。
トムの行動や、できごとにどう思ったかということは細かく書かれているものの、心情についてはあまり書かれていないよう思う。けれども、トムの閉塞感や焦燥感、嫉妬なんかがじわっと迫ってくる。トムとフィリップとマージの関係が、よくある痴情のもつれた三角関係におさまらないとことが興味深い。
映画も見てみたけれども断然こっちがいい。
アラン・ドロンの色男ぶりはすごいですけど。
リプリーも見てみたい。
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- 感想投稿日 : 2024年1月30日
- 読了日 : 2023年10月17日
- 本棚登録日 : 2023年12月17日
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