ベストセラーで映画化もされましたが、地上波放映された映画が、あまりきちんと見られませんでした。
あまり好みの作品ではないんだと自分でわかりましたが、多くの人々を感動させている話なので、話だけでも知ろうと、コミカライズ版を読んでみました。
ただ、絵があまり好みではなかったため、あまり夢中になって読めませんでした。
目が黒目で、生気がないように見えます。
青年漫画風の絵で、私にはとっつきにくかったです。
別々の話のオムニバスのようだったのが、最終的にはみんな、つながりがあったという驚きの事実。
ちょっと人間関係のつながりが強引ですが、物語上は劇的な効果がありました。
弱い者は、強い者の真似をして弱い者いじめをしてはいけない、罰が当たる、と言っているようです。
あまりにもわびしい人々の生き方を見てきたため、最後の、父子で写真を撮るシーンには、なんだか救われた気がしました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミカライズ
- 感想投稿日 : 2010年7月20日
- 読了日 : 2010年7月20日
- 本棚登録日 : 2010年7月20日
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