田房永子さんが、母親との関係に苦しんできた13人に体験談を聞く本。何かに似てるなと思ったら、くらたまさんのだめんずうぉ〜か〜かも。
書き方が似ているというよりも、毒母とダメ男には共通点があって、それはおそらく支配なんだと思う。
しかし世の中には猛毒母がこんなにいるとは…。上野先生の本にもあったけど、母と娘って本当にこじれる。この本には1人だけ男性も出てくるんだけど、めちゃくちゃな母親に過干渉されているのに「でもうちの母は結局僕を愛してるんで」って言ってて息子強いなと思った。
父と娘はそうでもない気がするけど、母と息子はこういう繋がり方しがちなの何でなんだろうな。
うちの母はこんなにあからさまな毒親ではないんだけど、それでも色々思うところはある。
あとがきにもあったように、家族のことを嫌いだと言うとたしなめられることが多々あるけど、血が繋がった家族を絶対大事にしなければいけない時代ではもうないと思う。辛かったら離れていいし死ぬまで没交渉でいい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月9日
- 読了日 : 2023年6月9日
- 本棚登録日 : 2023年6月9日
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