またまたやって参りました。ひとり百物語実話集の第二弾!
今回もまた立原さんの周囲に集まる怪談の数々。さりげなく現われては消え、またふらりとやってくる。知人、兄弟、愛猫、果ては生徒まで巻き込んで、怪談は着実にその数をましてゆくのです。さて、あと百話が集まるのも時間の問題ですね?
実はこの本。一晩で読みまして…、つまり夜に一人百物語をやりまして…、金縛りにあったり白い女の人を見たりはしなかったのですが…「悪夢」を、見ました。そりゃあもう。もう夜に一人百物語はやるまいと思うには十分な威力を持つ悪夢でした。
さすが、見返しにお札が印刷してあるだけあります。
一晩で百話読んでしまった人がいましたら、安心してませんか?大丈夫だと思ってませんか?だって予防線としてあとがきに×××××があるから(読んだ人には分かるでしょう)
でもよく考えてみて下さい。最後のお話、あれ…怪談ですか?怪談風味のエッセイじゃないですか…?
さてこれで百話ぴったり…、ですね?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2010年読了
- 感想投稿日 : 2010年9月14日
- 読了日 : 2010年8月29日
- 本棚登録日 : 2010年9月14日
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