高架線 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2022年5月13日発売)
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本棚登録 : 381
感想 : 20
3

から二つ目の駅にある家賃3万円、木造二階建ての古アパート「かたばみ荘」。
出ていく時は次の入居者を探して引き継ぐというシステムのこのアパートの住人たちのつながる人間関係。
独特の語り口とどうつながっていくかわからないストーリーがちょっと苦手な感じで最初は入り込めなかったのですが‥。
順番に語り手が変わり視点が変わるのと読んでいくうちに癖のある登場人物や文章のテンポにハマり、結末の収まりが良くておもしろかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月20日
読了日 : 2022年11月29日
本棚登録日 : 2024年3月20日

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