西南シルクロードは密林に消える (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2009年11月13日発売)
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感想 : 24
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こんなに衝撃的で心に響く旅?冒険?記は初めて!

中国四川省成都からミャンマー北部を通ってインドへ。
ゲリラの支配するジャングルを陸路で、密入国を繰り返し、「西南シルクロード」を辿るという旅。

あまりに無謀な旅なので、最初のうちは呆れていたのだけれど、途中から西南シルクロードの旅だったことも忘れるほどゲリラ軍と交流しつつ危険や困難を運?で乗り越えて行く様子に引き込まれていきました。

総勢ゲリラ軍の兵士8人と土地のポーター19人総勢27人が彼の冒険?のためにジャングルを進むこともあったり、なんだか憎めない高野さんの人間力に私もすっかり魅了されました。

ミャンマーとインドにまたがる少数民族の苦難や現在も続く今まで知らなかった問題を知ることができ、高野さんの旅に感謝です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月29日
読了日 : 2020年6月22日
本棚登録日 : 2024年2月29日

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