歴史・哲学を語らう感じで、白川氏と梅原氏の対談が進んでいく。
漢字という文字を通して、殷、周及びそれ以降、そして
日本とそれぞれ側面から習慣が語られ、非常に興味深い。
2人が話している内容は非常に難しいはずだが、研究し尽くして
いる2人から出てくる言葉は非常に分かりやすく、古代中国や
甲骨文字等、あまり詳しくない私でも理解しやすく、真に頭の
賢い人はバカでも分かるように説明出来るというが、本当に
その通りだと本筋とは別の所で関心してしまった。
まぁ、またそれに比べて○○評論家と称してマスコミに出てくる
方たちの分かりづらい説明は本当に失笑を禁じ得ないと
若干の皮肉。いやいや自分も社員への指導で、同じことに
なっていないかと慌てて振り返る。色んな意味で勉強になった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2011年10月7日
- 読了日 : 2011年10月
- 本棚登録日 : 2011年10月7日
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