当たり前といえば当たり前のことだけれど、「なるほど、うんうん、」と頷くところがたくさんあって、改めて教師のあるべき姿を確認できた。
今は真面目に頑張ることが評価されない時代だと。
教師の資質はどんどん下がり、生徒と教師、保護者と教師が対等の立場でものを喋るところに、教師のやりにくさがあると。
時間外勤務時間の増加、生徒指導、保護者対応、職員室の人間関係、心が疲れて辞めてしまう教師が後を絶たないのは、社会問題だと思う。
自分は教師に向いてないのかなと思うことはしばしばある。
去年なんて、私も、著者の言う心を病んだ教師だったかもしれない。
それでも、心が繋がる瞬間がたくさんあるから、そんな瞬間に助けられてきたから辞められないのだし、
またその瞬間を追い求めているから、辞められないのだろう。
ー教師に必要な資質は、使命感(ミッション)と情熱(パッション)である。
ー教師ほど、魂を打ち込める素晴らしい職業はありません。
だから、たとえ、今はつらくても、どうか、教師を辞めないでください。
辞めないでよかった、
あのときがあるから今の自分がいる。
そう思える日が、必ず来るから、
とりあえず辞めずにまた頑張ってみよう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年11月17日
- 読了日 : 2013年11月17日
- 本棚登録日 : 2013年8月26日
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