エトロフ発緊急電 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1994年1月28日発売)
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感想 : 107
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1940年。 第二次大戦シリーズ。

日米混血の斉藤は、スペイン内乱(よく知らないの)でココロ折れて、アメリカで殺し屋生活。スカウトされ、アメリカのスパイとして、択捉島へ。

一方、択捉島へ帰ってきたゆき。彼女は日露混血。男を追いかけて本土へ行き、囲われ生活を経て、水商売してたが、叔父がなくなったので択捉島へ。
残り1/3くらいで二人は出会い、お決まりの。

日本では、択捉島の緊急伝が届かなかったから、真珠湾奇襲に成功したのだと、思われたが、アメリカは、知ってて見過ごしたみたいね。
てか、真珠湾奇襲は、択捉島からだったんだねー。

エピローグは戦後2年後の昭和22年。
択捉島から、本土へ向かうゆき。男の子といっしょに。 個人的には生んでないから、こういうのは心にしみるファンタジー。 
あと1冊だけど、寄り道。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 佐々木譲
感想投稿日 : 2014年3月13日
読了日 : 2014年3月12日
本棚登録日 : 2014年2月23日

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