撃てない警官続編。
柴崎警部はまだ所轄にいた。前作で警視総監直属の花形セクションから左遷させられたのだったが、春の異動内示はなく警務課の課長代理のままだった。
今回、新しく同年代バリバリのキャリアの女性署長を迎え、補佐していく。
捜査の経験はほとんどないが、柴崎警部は管理畑にいるのがもったいないほどセンスがある。
そして補佐が絶妙だ。出過ぎず、立てるべきは立て、ここぞの時は譲らない。
「本来なら我々だけでこの事件は解決できたはずです。しかしそうはできなかった。その原因に、思いを致すべきです。」
これ。痺れましたわぁ。
昔のセクションに返り咲いてもほしいけど、もう少しここで活躍する姿をみたい。
続編読むの楽しみです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月1日
- 読了日 : 2017年4月1日
- 本棚登録日 : 2017年4月1日
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