久しぶり上巻だけで600ページ越えの長編。加害者の身内と被害者の身内の、事件のその後。事件の7年後に起きた別の事件から、7年前の事件を担当した新聞記者を通じて両方が因縁のようなものでうっすら繋がっているような・・・
小学生男児の母であるわたしにとって、序章から衝撃だった。そこから、ぱーっと一気に擦れた地図を広げられた感。少しずつ明らかになっていく箇所を、ようようつなげながら読む。両者は結局どう繋がっていくのか。事件の根っこにあるものがなんなのか、下巻に続く。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年12月1日
- 読了日 : 2012年11月30日
- 本棚登録日 : 2011年12月31日
みんなの感想をみる