ユージニア

著者 :
  • 角川書店 (2005年2月3日発売)
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本棚登録 : 2552
感想 : 402
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背筋がぞっとするようなミステリー小説。

過去に起こった一家毒殺事件をめぐって、
その現場にいた少女が、大学時代に調査をし、
その少女の兄が事件の謎を遺書に残し、自殺したことから
彼女が今度は訪ねてくる。

一家でただ一人生き残った少女。
幼い時に失明し、独自の世界観をもっていた彼女。
彼女が真犯人であることを匂わせながら、
ではなぜ彼女が?どうやって?・・・
と話は展開していく。

実行犯となってしまった青年の心の闇。

事件にそれぞれ関わった人たち。

暗い淀んだ水の中を進むような感じがした。
構成としては、面白いストーリーではあったけれど、
こういうのは苦手。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2011年7月5日
読了日 : 2011年7月2日
本棚登録日 : 2011年7月1日

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