背筋がぞっとするようなミステリー小説。
過去に起こった一家毒殺事件をめぐって、
その現場にいた少女が、大学時代に調査をし、
その少女の兄が事件の謎を遺書に残し、自殺したことから
彼女が今度は訪ねてくる。
一家でただ一人生き残った少女。
幼い時に失明し、独自の世界観をもっていた彼女。
彼女が真犯人であることを匂わせながら、
ではなぜ彼女が?どうやって?・・・
と話は展開していく。
実行犯となってしまった青年の心の闇。
事件にそれぞれ関わった人たち。
暗い淀んだ水の中を進むような感じがした。
構成としては、面白いストーリーではあったけれど、
こういうのは苦手。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2011年7月5日
- 読了日 : 2011年7月2日
- 本棚登録日 : 2011年7月1日
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