からすのパンやさん (かこさとし おはなしのほん)

著者 :
  • 偕成社 (1973年9月1日発売)
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本棚登録 : 7438
感想 : 578
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4歳と2歳の娘達に読みました。

幼稚園にも置いてあり、人気の絵本らしいので1度読んでみようかと。
長いですが、長女は面白かったようでジーと見ていました。
次女は後半だらけ気味(笑)

4匹の子カラスが生まれ、子育てで大忙しのカラス夫婦は、
お店が汚くなり、パンが焦げたりするので、だんだんお客さんが減っていき貧乏になります。
そして、焦げたパンは子カラス達のおやつとなります。
子カラス達はおやつパンが大好き!
友達にすすめると、どんどん話が伝わっていって、町中の話題になります。

貧乏でも子育てを優先にする夫婦。
親の作ったパンが大好きで友達に自慢する子供たち。
家族みんなで仕事を楽しむ事。
そして、子供のネットワークで再び繁盛するパン屋さん。

小さい子供がいると、仕事がおろそかになり、収入は減るもの。
でも、子供が大きくなると、逆に助けられる事がいっぱいある。
巡り巡って幸せが訪れる素敵な絵本だと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2023年12月15日
読了日 : 2023年12月15日
本棚登録日 : 2023年12月8日

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