「敗戦を否定したいという気持ち」を補助線に持ってくることで、これまで「理解しがたい」と思っていたネトウヨ系な方々の心理が幾分なりともわかるようになった。また、北方領土問題や竹島・尖閣諸島の問題も、米国というファクターを介することですっきりできた。今となっては、著者の原発事故に対する認識には注文をつけたくなるところもあるが、それを措いても価値がある一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
批評
- 感想投稿日 : 2017年8月27日
- 読了日 : 2017年8月27日
- 本棚登録日 : 2017年8月27日
みんなの感想をみる