ハバナ・モード

著者 :
  • KKベストセラーズ (2005年6月25日発売)
3.27
  • (5)
  • (9)
  • (43)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 105
感想 : 13
4

ロンドン・ヒースロー空港で読み終えた一冊。

キューバの首都であるHAVANA。
キューバ人の「なんとかなる」という気持ちと、日本人の「努力した人間が報われるべき」という考えを対比させている。

希望を持ち、一つ一つできることを「自ら考え」着実にこなしていくこと。

心なしか、ハバナモードという名前は、そのような気持ちと合わさってキューバ革命を思い出させる笑。

日本のメディア、政治家の非論理性と責任を取らずに課題を先延ばしにする姿勢(課題さえも定義できない)を批判し、現代日本に蔓延している倦怠感を問題視。

終始鋭くつっこみ続ける姿勢は読んでいて清々しい。

キューバに一ヶ月くらい滞在して執筆活動を続ける。なぜ、キューバなのだろうか。

ハバナにはやはり行ってみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 個人(小説)
感想投稿日 : 2009年7月30日
読了日 : 2009年7月30日
本棚登録日 : 2009年7月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする