(思いのほかっていうと失礼かもしれませんが)よかったです!!!
そして議論を上手く進めるコツ、ノウハウをあの当時見抜いていた福澤諭吉は改めてすごいなと痛感しました。
■よかった点
□例がよい。
出版当時に問題になった相撲選手の賭博問題、夫婦のけんかのきっかけ、夫婦別姓…
□章立て構成がわかりやすい
□各章にまとめが書かれている(次の章では~と次の展開も記載されている)ので負担が少ない
■なるほど、明日から取り入れたいこと
第1章.議論の本位を定める
生活や会議では本位を定めずに銀論している人がお互いの議論の本位が違うことに気づかずに議論するから発散や誤解で終わる
→天声人語は良文とは本当?序文は程々にして、「以心伝心」と思わずに自分の本位を明らかにすることが大事。
第2章.一層高尚な視点から軽重を判断する
第3章.我が心を持って他人の身を制するべからず
→利害や思惑(お節介で他人の自由を奪うものではないかどうか?)に偏ると、議論が収拾しずらい。高尚な視点から見るべき。
(会社内の部署間で揉めたら社訓に立ち返る…など)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス・ハウツー
- 感想投稿日 : 2015年9月27日
- 読了日 : 2015年9月27日
- 本棚登録日 : 2015年9月27日
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