生きちゃってるし、死なないし―リストカット&オーバードーズ依存症

著者 :
  • 晶文社 (2001年8月30日発売)
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本棚登録 : 130
感想 : 13
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正直な感想としては「ルポライター」の自覚があるのか作者に問いたくなる本だった。リアルにリストカットやオーバードーズをする人々の声を拾っていない。事あるごとに、かつてリストカッターとしてネットでもてはやされた「南条あや」さんの名前を出す。そして、「パクリ」がひどい。同じくルポライターのロブ@大月さんの言葉「自傷らー」を「自傷ラー」と言い換え多用。その上、最後の章の題名「僕らが旅に出る理由」にいたっては小沢健二さんの楽曲名と全く同じである。ルポライターと名乗るからには自分自身の言葉で書いて欲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2015年10月20日
読了日 : 2015年10月20日
本棚登録日 : 2015年10月20日

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