やさしい人(愛蔵版)

著者 :
  • PHP研究所 (2015年1月7日発売)
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本棚登録 : 348
感想 : 20
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優しい人は確かに世の中に溢れるほど存在している。だが、本当の優しさと偽りの優しさでは受ける印象においては全く違う。雲泥の差がある。本当の優しさだと真心を感じるが、偽りの優しさは裏で見返りを求められているような気がする。
心が満足していれば自然と人に優しくなれると言う部分を見て本当にその通りだと思った。
今の私はまだ100%主人のことを許せていない。許す努力は私なりにしているが、恨んでいるのもかもしれないと思っていた。

この本の中に"甘えている人は人を恨む"とあって、自分だと思った。自分は甘えているのだろうか…そこにピンと来なかった。

ならば、どうやって恨みをなくしていけるのかと問いを持って見た。
それに対する答えは、
①親しい人を作ること②自分を磨くことにエネルギーを使うこと、とあった。
ちょうど今、私は恨みの念を自分磨きに使っていることが正解だと思えた。
だが、親しい人作りはどうしたら良いかと考え中だ。今後良い人との出会いがあったならいいなと思うが、自分の本音を全て話せるような人を近くに得ることができたら最高だ。
今日一日が死への一歩と言うのも私は昔から考えていることだ。
だからこそ時間を大切にしていきたいと思う。そして自分のしたいことをして生きていきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年10月8日
読了日 : 2021年12月7日
本棚登録日 : 2023年9月7日

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