1時間たらずでさらっと読めました。
パワハラは日本だけでなく、同じ時代背景をともなって(金融不況、リストラ、厳しい職場環境、ノルマの増大など)世界各国に見られるというところが興味深かったです。
おおぜいの被害者が深刻になやみ、自殺にまで追い込まれている現実が重くのしかかってきました。
「いじめ」というのは子供に限らず、だれの心の中にも潜んでいる感情なのだと思います。
また、加害者は「いやなやつ」というイメージでしたが、実は優秀であるがゆえに他人にも同等レベルの仕事を要求するなど、多くの場合加害者の自覚がないのだというのも身につまされました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2010年10月30日
- 読了日 : 2010年10月30日
- 本棚登録日 : 2010年10月30日
みんなの感想をみる