悪趣味百科

  • 新潮社 (1996年2月1日発売)
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感想 : 5
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戦後アメリカ社会に蔓延したあらゆる「悪趣味」への皮肉を込めた讃歌。本編も大変興味深いが、最も特筆すべきは文章に施された「ある3文字」を強調する仕掛けだろう。詳しくは言わないけど。スピンは無意味に赤青黄の三本あるし、遊び紙は毛が生えてるみたいで気持ち悪いし、とにかく「悪趣味」を全面に押し出したかなり気合いの入った装丁である。古本屋で1500円出して購入したが、もっと払っても無問題なクオリティだった。悪趣味があるからこそこの世界は面白いのだ...!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年2月27日
読了日 : 2019年2月27日
本棚登録日 : 2019年2月27日

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