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内容(「BOOK」データベースより)
『戦後思想史に独自の軌跡をしるす著者が、戦中・戦後をとおして出会った多くの人や本、自らの決断などを縦横に語る。抜きん出た知性と独特の感性が光る多彩な回想のなかでも、その北米体験と戦争経験は、著者の原点を鮮やかに示している。著者八十歳から七年にわたり綴った『図書』連載「一月一話」の集成に、書き下ろしの終章を付す。』
冒頭
『八十歳になった。子どものころに道で会った、ゆっくりあるいている年寄りを思い出す。その身ぶりに今の自分が似てくると、その人たちの気分もこちらに移ってくる。』
『思い出袋』
著者:鶴見 俊輔
出版社 : 岩波書店
新書 : 224ページ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年1月12日
- 読了日 : 2023年1月21日
- 本棚登録日 : 2023年1月12日
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