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内容(「BOOK」データベースより)
『無信仰な僕が、一生の間に経験した宗教的現象を次々に想い起すと、これらが単なる偶然な経験ではなくて偉大な神のはからいによって経験させられたのであろうかと、自然に考えるようになった―人生九十年、心に求めて得られなかった神が、不思議な声となって、いま私に語りかける…。芹沢文学の集大成、九十歳から年ごとに書下ろした生命の物語“神”シリーズ、待望の文庫版。』
冒頭
『 「文学は
物言わぬ 神の意思に 言葉を
与えることである――」
あれは昭和四十五年の六月のことだった。心友の岡野君が、故郷の海浜の松林に、僕の名を冠した立派な文学館を建設した。』
『神の微笑』
著者:芹沢 光治良(せりざわ こうじろう)
出版社 : 新潮社
文庫 : 275ページ
メモ:
「人生九十年、心に求めて得られなかった神が、不思議な声となって、いま、私に語りかける……。信仰とは、宗教とは、死とは何なのか。晩年に毎年一作ずつ書下ろされた、いのちの物語。」
神と人間(全8冊)
『神の微笑(ほほえみ)』『神の慈愛』『神の計画(はからい)』『人間の幸福』『人間の意志』『人間の生命(いのち)』『大自然の夢』『天の調べ』
新潮社サイト▷https://www.shinchosha.co.jp/book/311336/
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宗教
- 感想投稿日 : 2023年4月8日
- 読了日 : 2023年4月18日
- 本棚登録日 : 2023年4月8日
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