3.59/132
『歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館で世紀の発見をした。異端としてカトリックに憎悪され、十字軍の総攻撃を受けたカタリ派についての古文書を探りあてたのだ。運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。構想三十年、時代に翻弄された市井の男女を描き続ける作家が全身全霊をこめた、歴史ミステリ。』文庫版解説(「新潮社」サイトより)
冒頭
『ペール・ラシェーズ墓地の門前にある花屋で、ブーケを買った。六ユーロの花束には、黄色いバラやアネモネ、菊、スィートピーがはいっている。』
『聖灰の暗号』
著者:帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)
出版社 : 新潮社
単行本 : 278ページ(上巻)
発売日 : 2007/7/1
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
キリスト教
- 感想投稿日 : 2022年9月23日
- 読了日 : 2022年9月25日
- 本棚登録日 : 2022年9月23日
みんなの感想をみる