ドゥームズデイ・ブック(上) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-4) (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2003年3月15日発売)
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4/593  《オックスフォード大学史学部》シリーズ (「ドゥームズデイ・ブック」→「犬は勘定に入れません」→「ブラックアウト」→「オール・クリア」)

内容(「BOOK」データベースより)
『歴史研究者の長年の夢がついに実現した。過去への時間旅行が可能となり、研究者は専門とする時代を直接観察することができるようになったのだ。オックスフォード大学史学部の女子学生キヴリンは、実習の一環として前人未踏の14世紀に送られた。だが、彼女は中世に到着すると同時に病に倒れてしまった…はたして彼女は未来に無事に帰還できるのか?ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞した、タイムトラベルSF。』

冒頭
『研究室のドアを開けたとたん、眼鏡がたちまち曇った。
「間に合わなかったか?」ダンワージーは眼鏡をむしりとり、メアリに向かって目をすがめた。
「ドアを閉めて。その気色悪いキャロルで声が聞こえないから」
ダンワージーはドアを閉めたが、中庭から響いてくる「神の御子は」を完全に遮断することはできなかった。』


原書名:『Doomsday Book』 (Oxford Time Travel #1)
著者:コニー・ウィリス (Connie Willis)
訳者:大森 望
出版社 ‏: ‎早川書房
文庫 ‏: ‎544ページ
受賞:ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヒューゴー賞
感想投稿日 : 2021年10月16日
読了日 : 2021年10月16日
本棚登録日 : 2021年10月16日

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