きずな(3) <完> (KC デザート)

著者 :
  • 講談社 (2005年7月13日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 4
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ジェットコースター・サスペンス!

夏波視点で描かれてるから、やっぱり彼女に感情移入して辛さとか感じるし、可哀想だなって思った。
何も知らずに生きてきた冬馬も可哀想だと思ってたけど…だんだん、なんかちょっとズルイ気もして。(いや、可哀想は可哀想なんだけども。)
だからこそ、ラストのキュー太のセリフ「お前は14年間幸せだったのか、そうじゃなかったのか」っていうのが、この物語をまとめる言葉になったんじゃないかなと。
キュー太は夏波が家族のために沢山動き回ってたの知ってたから言わずにおれなかったんだろうね…。

大学生になって東京に戻った冬馬が、姉ちゃんを支えて生きていこうと決めたところは感涙だった。
この先辛いことがあっても、もうずっと彼らは“本当の家族”なんだなって思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画 / 少女マンガ
感想投稿日 : 2022年10月31日
読了日 : 2009年5月5日
本棚登録日 : 2013年7月9日

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