※この本は途中で挫折しました
導入が、ながい!!!
いつまで経っても事件は始まらない上に記憶が一部曖昧なキャラが二人登場するが、その回想シーンがしつこいを通り越してもうウザい。視点役の変更も頻繁に起き、そのたびに映画ハリポタのふくろうのような演出がいちいち入るため鼻につく。映像ならまだしも小説でそんな演出は不要。
冒頭では厭世的で物静かだった主人公が途中から他人の家庭事情についてぐいぐい質問したり、客人にもかかわらず館内をあちこち覗き回るのも気になる。キャラに人格があり、それに沿って行動しているわけではなく、『読者に情報を開示するために作者の都合に合わせて動かされている』のが見え見えだ。
うんざりして途中から飛ばし読みし始めたが、ふと気づいた。
「推理小説で飛ばし読みしたら推理できないだろ」
一人目が死んだところで我に返って表紙を閉じた。
なおこの時点で通常の文庫1.5冊分ぐらいは読了している。
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カテゴリ:
推理
- 感想投稿日 : 2023年10月28日
- 本棚登録日 : 2023年10月27日
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