上杉景勝の家臣、知将・直江兼続と
彼が擁する草(忍びの者)の暗躍を軸に
兼続の視点で描かれる関ヶ原の戦い。
元々上杉家が好きなのですが、大河「真田丸」に
夢中になったので復習を兼ねて。
「天地人」では義に生きる爽やかな直江兼次、
ほとんど笑わない上杉景勝という感じでしたが
この作品ではそちらの二人に近い感じです。
文章も思っていたほど堅苦しい感じはなく、
とても読みやすいです。
(ただ、あのあたりの時代に興味や基礎知識が
ないとちょっととっつきにくい感じも)
描かれるのは信長亡き後、秀吉の傘下に入るかの煩悶
そして関ケ原の戦い。
武田信玄や上杉謙信などの一時代の名将とされる
武将の家を継いでいくのはその武将が
偉大であればあるほど大変だろうなぁ…と…
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年8月29日
- 読了日 : 2016年8月29日
- 本棚登録日 : 2016年8月29日
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