歴史と私 - 史料と歩んだ歴史家の回想 (中公新書 2317)

著者 :
  • 中央公論新社 (2015年4月24日発売)
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日記・書簡の史料収集、歴史観論争、そして政界、官界へのオーラル・ヒストリー。近現代史を切り開く。
日本近現代史を牽引してきた大家が、八十年以上にわたる自らの歩みを語る。その秘話やエピソードは、歴史の面白さを伝えると同時に、史料を集め、次代へ引き継ぐ歴史家の責任の重さをも物語る。史料を駆使して近現代史を切り開いた泰斗の稀有な回想録。(2015年刊)
・まえがき
・第一章 共産主義との出会いと訣別 
・第二章 昭和史へー史料収集事始め
・第三章 木戸日記研究会のことなど
・第四章 革新とは何か
・第五章 ファシズム論争
・第六章 近衛新体制をめぐる人々
・第七章 戦前・戦中・戦後の連続性
・第八章 茨城県議会史と東大百年史
・第九章 明治の元勲から岸・佐藤まで
・第十章 昭和天皇崩御
・第十一章 インタビューからオーラル・ヒストリーへ
・第十二章 竹下登、松野頼三、藤波孝生
・第十三章 海原治、渡邉恒雄、宝樹文彦
・終  章 史料館の挫折と人物史料情報辞典
・あとがき
 
ものすごく明け透けに書かれており、めっぽう面白い。残念なのは人物索引が欲しいところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史(戦前)
感想投稿日 : 2015年6月13日
読了日 : 2015年6月10日
本棚登録日 : 2015年4月28日

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