この本は、一つの場面を複数の視点から捉えたとってもユーモアあふれるお話。名画がいろんなところに散らばっててそれを探すのも楽しい。あらかじめ大人が名画についてリサーチしておいて、子どもが、あるいは子どもに読む前に会話しておくと良い。また、人間の感情、ムードの違いがどのように表現されているか気をつけて読む事が大切。登場人物のそれぞれの感情、ムードを言葉にした後、それに対応した表情を実際にしてみたり、絵に描いたり具谷的に自分の体験として捉えられるようにすると言葉をしっかりつかみ取る事ができる。そして、登場人物が公園に行った事で変化が起きたかどうか、そしてそれはどんな変化なのか、公園とは私たちにとって何なのか、ぜひとも話し合って欲しい。また、この本を楽しんだ後、美術、名画関係の写真集をなにげにリビングにおいておく事をお勧めします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
英語指導 感情
- 感想投稿日 : 2011年12月14日
- 読了日 : 2011年12月14日
- 本棚登録日 : 2011年12月14日
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