GIANT KILLING(42) (モーニング KC)

  • 講談社 (2016年10月21日発売)
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感想 : 26
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ついに開戦した東京ダービー。キックオフ直前のスカルズリーダー羽田の言葉が熱い。長いけど引用。

「東京Vと比べられる時……俺はいつもこう答えてきた」
「『弱いけど……最高なのはETUだ』」
「まあそう言うしかなかったんだけどよ。お隣は常にリーグのトップ争いに加わり代表選手を輩出し続けている。当然ながら東京Vは俺達とは比較にならない程の実績を残してきた」
「いつの日からか俺の口からは負け惜しみしか出なくなったよ『サッカーはクラブのデカさで決まるもんじゃねえ』」
「『いつか絶対に見返してやる』……ってな具合にな」
「そんな言葉が口ぐせになって気づいたら10年だ…」
「だが今シーズン……」
「チームは達海を中心にひとつにまとまることで快進撃を続け、俺の見たかったETUを現実のものにしてくれた」
「その勢いは俺達サポーターをひとつにし…今は町の人間までも巻き込んでとんでもない盛り上がりを見せている」
「もう俺の口から…負け惜しみの言葉は出ねえ」
「準備はいいか、10年分の借りを…この一戦に全てぶつけるぞ!」
「歴史を変えようぜ‼」
「今日は俺達が…東京最強クラブの座を手に入れる日だ‼」

胸の奥から、心の底から湧き上がる熱情を解き放つにはこれ以上ない言葉。ただ、凶暴に煽るのでは無いのがまたいいです。

勝つぞ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年4月1日
読了日 : 2019年4月1日
本棚登録日 : 2016年11月5日

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