鬼滅の刃 6 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2017年5月2日発売)
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累との死闘の後、炭次郎と禰豆子は鬼殺隊本部へと連行されます。
鬼を殺す滅ぼすことが目的の鬼殺隊士が、鬼を連れていることについての裁判のため。
そこに集まっていたのは、鬼殺隊最上位の「柱」の称号を持つ九人の剣士たち。
炎柱・煉獄杏寿郎。
音柱・宇髄天元。
恋柱・甘露寺蜜璃。
岩柱・悲鳴嶼行冥。
霞柱・時透無一郎。
蛇柱・伊黒小芭内。
水柱・冨岡義勇。
蟲柱・胡蝶しのぶ。
風柱・不死川実弥。

妹の禰豆子は人喰いをしない。これまでもこれからもしない。妹を助けるために鬼殺隊に入ったんだ。
これまでの覚悟と決意を腹の底、心の底から叫び訴える炭次郎。その言葉を裏切らずに、怪我をしていても人を襲わなかった禰豆子。
累との戦いから続いて、二人の絆の強さが描かれます。
義勇と鱗滝さんが、知らないところで二人を信頼し支えていたこと。それがお館様から暴露されるのもいい。あの炭次郎の涙はきれいだ。

禰豆子が処刑されることはなくなったので、炭次郎たちは那田蜘蛛山でのダメージの回復のため蟲屋敷へ。ここで全集中・常中の修行。

一方、下弦とはいえ十二鬼月が敗北したことに激昂する無惨は、残りの五人を集め殺戮。この時の圧倒的な力と、それを背景にした理不尽さがラスボス感がすごい。
お館様である産屋敷も人を惹きつけるカリスマでしたが、無惨も悪のカリスマとしての迫力がすごいです。光と闇のカリスマが共演した6巻です。

ところで恋柱って、どんな呼吸の使い手?恋の呼吸ってどんな呼吸?
恋している時って、ドキドキキュンキュンして全集中できないと思うんだけど、どうなんだろ。
今回登場した柱は、全員個性が強すぎてなんともはや。
その柱たちに崇拝されているお館様って、やはりカリスマなんだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月29日
読了日 : 2019年4月14日
本棚登録日 : 2019年4月14日

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