4巻は探偵雪村。吸血殺人事件の捜査です。オキナガに対する嫌悪感と差別意識が、今回の事件の偽装工作の下地にあります。オキナガと人間の共存を目指している中、少しでも前進するはずだった法案が、この事件解決で立ち消えに。
結果的に、人間社会のオキナガからすると後退することになるんですが、殺人事件の解決ということは、社会正義であるわけです。
オキナガである雪村の立場からすると、法案成立目指していれば、すみやすい社会に近づいたはず。それでも、事件解決を目指した理由は4巻最終話の雪村の台詞なんでしょう。
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- 感想投稿日 : 2017年7月16日
- 読了日 : 2017年7月16日
- 本棚登録日 : 2017年7月16日
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