七色いんこ (1) (秋田文庫 1-57)

著者 :
  • 秋田書店 (1997年3月1日発売)
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本棚登録 : 682
感想 : 79
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七色いんこ。
変装術と形態模写で、どんな役者にもなりおおせる代役専門の役者。その本当の姿は、大泥棒七色いんこ。
いろんな場所で、さまざまな人の代役をしながら、盗みを繰り返してゆく稀代の怪盗。仕事として高価な物品は頂戴するのですが、それよりも彼が関わったことで変化してゆく人間関係が楽しい。
といって、義賊というわけでもないんだよなぁ。

1巻で好きな話は「誤解」。
騙し合い、化かし合いのコンゲーム。いい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月4日
読了日 : 2021年4月24日
本棚登録日 : 2021年4月24日

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