李世民 上 玄武篇

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  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2014年10月1日発売)
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感想 : 9
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名君・賢君の誉れ高い唐の太宗・李世民。上巻は、彼が皇太子となるきっかけとなった玄武門の変まで。
暗君の煬帝と同じく兄弟を殺して帝位についているにも関わらず、後世の評価が全く違うのはなぜか、というところから書き出したそうです。
歴史書の常だったりするんですけどね、王朝最後の皇帝は悪役に仕立てられて、創業者は名君に仕立てる、というのは。勝てば官軍、ってのはこういう点でも通じる言葉だったりします。
2人の対比が真逆なのは、生存した時代が近すぎるからもあるんじゃないですかね。太宗を名君として書き上げる際に、悪役にしやすい人物がいたと。

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感想投稿日 : 2017年9月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2015年2月10日

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