訳者の松岡享子さんが亡くなられました。
訃報を聞いて、すぐにこの絵本を思い出し、本棚から出してきて読みました。
私はもっぱら図書館派だけれど(ごめんなさいごめんなさい汗)我が家の本棚には絵本がたくさんあるのです。
何度も何度も子どもたちに読み聞かせた絵本たち。
その中でもこの絵本は大好きな一冊でした。
『クララとお日さま』を読んだ時にも思い出したこの絵本。自分を買ってくれる人を待ち侘びているぬいぐるみのコールテンくん、買ってくれた女の子の腕の中で幸せそうなコールテンくん、何度読んでもラストはウルウルしてしまいます。
私は、日本語の“コール天“と同じイントネーションで読んでいたのですが、ママ友が“コ“を強く読んでいたのを聞いて『え?そっちなの?』なんて思ったことなんかも思い出したりしました。
絵本は読み返すと、一気に時を越えて色々なことを思い出させてくれる。
松岡享子さん、ありがとうございました。これからもずっと私の中の大切な思い出の絵本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年2月25日
- 読了日 : 2022年2月25日
- 本棚登録日 : 2022年2月25日
みんなの感想をみる